2013年8月23日金曜日

水瓶座の時代
水瓶座の天体

ノーシス人類学
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 太陽系の新しい旅路である、水瓶座の時代の特性は、どのように地球や社会、そして私達自身の中に浸透しているのでしょうか。社会現象や新しい動きなど、外部に目を向けると同時に、この時代における私達の在り方を探っていきたいと思います。
 ノーシス人類学を学ぶことにより、水瓶座の時代が実際どんな時代であり、私達がどんな時代に生きているかを知ることがより可能になるでしょう。
 今回の特集では、1997年のノーシスリンク2月号の「水瓶座の時代は新時代か」の続編と、同じくサマエル・アウン・ベオールの講演録から「人間の真実の起源」の序文をお届けします。
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[古代人]
 <水瓶座の時代>
 黄道帯をまわる太陽系の旅がつづくだけ、ひとつの人種がつづきます。
 世界の五大陸に住む現在の人種、アーリア人種は全世界的な大洪水の後に誕生しましたが、ちょうどこの水瓶座時代まで続くでしょう。水瓶座時代はもう始まっています。

 明らかに太陽系の旅は水瓶座で始まりましたし、水瓶座時代で終わります。今のこの旅が始まる前、太陽系は先に別の旅を終えていました。
 あの過去の旅、つまり今よりも一つ前の太陽系の周期には、地球には別の人種が存在しました。声高にアトランティス人種にふれたいと思います。アトランティス人の背丈はなんと3メートルもあり、高度な文明を築くまでにいたり、アトランティスという大陸に住んでいました。
 アトランティス大陸は広大で、南半球から北半球まで南北に広がっていました。アトランティス人種には四季がありました。春すなわち黄金時代。当時、国境はなく、すべてが愛で、あどけなさが地上を支配していました。竪琴の弾き方を知っている者はそのメロディーで宇宙を揺り動かしていましたが、そのころは実際、竪琴は神殿の床に落ちて、こっばみじんにはなっていませんでした。
 太陽王朝が統治していました。
 後に銀の時代がやって来ました。何もかもが衰えるようでしたが、それでも人間は言語に絶する存在、キリスト教の天使・大天使・権天使・座天使等との交信をつづけていました。
 銅の時代になったとき光はかげりました。もはや以前ほどの輝きはなく、国境が設けられはじめ、戦争が始まり、憎しみ・利己主義・羨望等が生まれ、そしてついに暗黒時代、鉄時代がやって来たのです。
 明らかに銅時代はアトランティスの鉄時代の前ぶれでした。銅時代は秋で、鉄時代は冬でした。鉄時代にアトランティス人は高度な唯物主義的科学を発達させました。
 月旅行の可能な原子力ロケットが建造されました。水星・金星・火星をはじめ一般にどの太陽系惑星にも旅行可能な、たいへん強力な原子力ロケットが建造されました。
 アトランティス人は移植に熟練していました。心臓・腎臓・膵臓等のような臓器移植ばかりか、脳移植の方法も習得しました。脳移植というのは移植学の頂点に位置しましたが、そのように単なる脳移植で、中断せずに別のからだで生きつづけられる人たちがいました。
 アトランティス人の科学はすばらしいものでした。ヒマラヤ山脈には人目につかない洞窟が今でもあり、そこには、ある知識を人間にテレパシーで伝えられるある機械装置が保存してあります。それゆえアトランティス人は、知識獲得にそれはど知恵をしぼらなくてもよかったのです。
 アトランティス人の照明は原子力を利用したものでした。アトランティス人の製造した原子力灯がともる、さる洞窟がアジアにあることはよく知られています。
 アトランティス人は太陽エネルギーの利用法も習得しました。最悪なのは悪用するために魔力を発達させたことです。ア、トランティス人は科学者だっただけでなく、魔術師でもありました。機械ロボットを組み立てて、それに不滅の知性的原理を与えることができたのです。
 火・風・水・地の要素には自然のさまざまな生き物が住んでいることを、アトランティス人はよく知っていました。彼らにとって自然のエレメンタル、おとぎ話で妖精・サラマンダー・シルフオ・ノーム等と呼ばれるものは、おそるべき真実でした。
 まだ透視の感覚機能を持っていて、明らかにその感覚によってユークリッドの三次元世界だけでなく、さらに第四座標と第五座標、それどころか第六、第七座標も完全に見ることができました。当時、アトランティス人は要素の生き物、通常の感覚には不可視の生き物をどれでも支配していて、それをロボットの中に入れていました。そんなロボットは主人に仕える生き物、知性的生命に実際変わりました。
 アトランティス最強の儀式はネプチューン神の儀式でした。あの崇拝は何世紀も続きましたが、アトランティス人は堕落してしまいました。カーリーユガの時代、恐ろしい力を持っていて、今でも私は悲しき運命の女王ケ夕べル Ketabelのケースをふと思いだします。
 そのケ夕べルは不死になった驚くペき女王でした。ある腺が老化したり萎縮しそうになっていたとき、科学者たちはそれを摘出して、別のと交換していたのです。アトランティス人は内分泌学を操っていただけではありません。
 内分泌腺がタットワ、つまり精妙な自然力と関係していることを知っていましたし、タットワのそれらのバイブレーションを知っていて、当時それらを操っていたのです。そのようにして悲しき運命の女王ケ夕べルは何千年も生きました。
[竜]
 不幸にもケ夕べルは、アトランティスに人食いの風習を定着させました。闇の権力崇拝のため女子供や若者がいけにえになった後、大衆がそれらの死骸に飛びかかると、死骸は彼らに投げられ、悲しき運命の女王ケ夕べルに供する腺を摘出するため研究室に運ばれました。
 アトランティスは黒魔術と人食いで堕落しました。アトランティス人はメンタルな怪物をつくり、それから意志で結晶させることができましたが、後に血でその怪物を養っていました。
 アトランティス最期の戦争はすさまじいものでした。原子力が使われ、すばらしい都市がいくつか原子爆弾で破壊されました。しかし、とうとう黄道帯の周囲をまわる太陽系の旅は終わりました。
 そのとき地軸移動が起こり、海は移動して、海底が変わりました。両極だったところは赤道になり、赤道だったところは両極になりました。無数の人々が非業の死をとげました.アトランティスの強大な都市という都市はみな、その名のついた大西洋アトランティツクに沈みました。
 私はこのときのことが記憶によみがえります。地震と火と洪水のさなか、ある神殿にあふれた群衆のことです。絶望した人々は大神官ラムー Ramu に哀願し、「ラム一様、お助けください。」と言っていました。みなの前に現れたラムーはこう言いました。
 「こうなることはもう言っておいたではないか。おまえたちは妻子や奴隷といっしょに滅びるが、未来の人種がおまえたちの例にならうなら、彼らもまた滅びるであろう」。伝説によれば、ラムーの最後の言葉は煙と炎にかき消されたといいます。
 強い地震が三度起こり、そのためアトランティス大陸は、今日その名のついている大西洋アトランティックの荒波にのまれて沈没しました。あの大惨事は終わり、新しい人種が始まりました。
 明らかにあの大衆のうち、惨事が起こる前に一民族が脱出しました。伝説によればバヴァスヴァタ Baivasvataという名の偉大なマスター、聖書のノアが----疑いもないことですが一人々を呼び集めて、きたるべき出来事を言いました。しかし信じてもらえず、人々はあざけり、からかい、大惨事の直前に食事をし、踊り、遊びに興じ、結婚式に夢中になっていましたが、翌日には死体になりました。
 人類の運命を支配する聖なる存在たちは、アトランティス大陸が荒海の中に沈む前に、自分の民族といっしょに脱出するよう、マヌ・バイヴァスヴァタに命じました。民族の先頭に立ったマヌは脱出方法を知っていて、夜間に逃げねばなりませんでした。
 今日、大西洋の底にはすばらしい都市、壮麓な宮殿が眠っていて、そこにはかつて見事なホールがあり、人々はそのあたりを滑るように進んでいました。しかし今ではアザラシや魚がいるだけです。
 その第四人種とアトランティス大陸を終わらせた大惨事が過ぎ去ると、太陽系は黄道帯の周囲をまわる新たな旅を始めました。大惨事を生き延びた人々は、今日チベットと呼ばれる、アジアの中央高原にある台地まで移住しました。
 アジアのその中央高原、そのチベットで生存者たちは極北の民、北欧人と混血し、新しいアーリア人種を生み出しました。
 大洪水の後、現人種が誕生しました。各人種に七つの亜人種があるのは明白です。第一亜人種はアジアの中央高原に生じ、当時ハシヤ Hashと呼ばれていました。第二亜人種はインドに栄え、こうして人類は移住してペルシャ、カルデア、エジプトの地にたどり着きましたが、そこではアーリア大人種の第三亜人種が栄えました。
 第四亜人種はギリシャ人とローマ人から、第五亜人種はゲルマン人とイギリス人とフランス人から構成されていました。第六亜人種はここラテンアメリカで生じました。よく知られているように、ここには多くの人々がいました。ここメキシコには私達の祖先、ナワ族、サボテカ族、トルテカ族等が住んでいました。
 ユカタン、ホンジュラス、中央アメリカにはマヤ族が住んでいました。とはいえアステカ族つまりナワ族は戦士だったので、中央アメリカの地峡を進んで、今日パナマと呼ばれるところにたどり着きました。
 南アメリカにはインカ族とその高度な文明が存在しました。新大陸のもっとも高度な文明が、ナワ族・マヤ族・インカ族のものだったのは疑いありません。チプチャ族・アラウカノ族等がすばらしい文化を持たなかったという意味ではありませんが、最高の文明が古代メキシコ、ユカタン、中央アメリカのマヤ族、そしてかの地ペルー、高地クスコのインカ族の文明であったのは本当です。
 スペイン人がここ、われらが愛するメキシコの地にたどり着いたとき、一般にこのアメリカ全土を侵略したとき、土着の人種と混血し、この混血から私達、第六アーリア人種が誕生しました。
 第七アーリア人種は北アメリカの合衆国で形成され、もう存在しています。第七アーリア人種は世界中の全人種の混血の産物です。
 黄道帯の周囲を太陽が旅する間だけひとつの人種が続くことは、もう言いました。現人種は全世界的な大洪水の後、水瓶座時代の間、水瓶座で誕生しました。
 太陽系の旅が終わったので今や終末が近づいています。ちょうど今、水瓶座時代にいるので、太陽系は長い年月を経て最初の出発点にもどったことになります。
 この水瓶座時代は1962年2月4日午後2時から3時の間に始まりました・・・
サマエル・アウン・ベオール 「水瓶座の時代」より
海
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 唯物主義の科学が、歳月の流れの中で私たちに先立った四つの人種を無視する際、その研究の土台は進化の教義、あいまいな宇宙起源論、そして単なる思索の領域に属するための深い分析に決してたえない他の仮説です。
 実際のところ現代科学者は人間の起源について何も知らず、推測にもとづく人間の過去の進化に関しては、正確かつ特別な具体的証拠を欠きます。それでもほとんど不真面目で客観性があまりないにもかかわらず、「機械的進化で生じた」穴居人という考え方は、原因も理由もわ分からず、明確な構想も導く知的原理もないまま西洋思想で優勢です。
 つねに上昇直線的に「万物は進化する」とか「退化・後退はない」というこの一般的な承認は、今日、人間の起源ばかりか社会現象、史実、その上霊的問題にまで適用されます。それは進化法則の作用の仕方を全く知らないことと深い無意識状態を如実に表しています。進化論の厳格な図式に符合しない者は、近頃では教条的、独断的、断定的に否定されるのは明らかです...。
 ノーシスの観点があまりにも革命的で、つくりだされた利益と対立することを理解するのは容易です。ノーシスを受け入れることは現代思想の構造を揺さぶり、世の中の科学的哲学をすべて見直すことを意味するでしょう。進化の教義にもとづいて書かれた書名を一冊ずつ、時機の悪さと無用ゆえに灰にし、とりわけ公の場から一連の有名人(中でもカール・マルクス)を退かせるでしょう。それゆえに公式科学が、私達人間の厳しい現実を認めることなどほとんどあり得ません。たとえ人類学が「石器時代」と見なす時代に高等タイプの人間が存在したことを、事実が確証と紛れもない痕跡で物語っているとしてもです。同じように、あまりにも重大な間違いのため、自分の意志で精神主義と唯物主義の教義と縁を切り、古代の年代記、古代教義や秘密教義、古写本で真実の人間を調査研究しないかぎり、大衆は自分たちの実際の源をいつまでも知らないままでしょう。
[古代の地図]
 確かに古代の年代記には七つの環 (ラウンド) と七つの人種について書いてあります。この古代の智恵によれば、第一根人種、原形質人種 (プロトプラスマティック) は、ちょうど北極の極冠に位置する聖なる島に住んでいました。かつて原始的な胚状態から始まった、絶えまない変換の驚くべき所産である第一人種は、自然と宇宙の知性的原理の創造力の産物として、宇宙高次元から完全な形態で太古に生じました。疑いもなくその第一人種は完全なる原型、驚嘆すべき人々だったので、発達不十分な要素も初期的な火もありませんでした。彼ら、ひとりでに生まれた者たちは知性・理解力・意志を持ち、しかもきわめて美しい黒色の、しなやかで柔軟性のある不滅の体を持っていました。惑星地球の原始時代の人間、ヘブライの『創世紀』のアダムカドモンは男女 (おめ) 雄であると同時に雌でもありました。あの両性具有の有機体は、他の独立した実体をそのように (外に) 投射して、分体生殖の性行為によって二つに分裂していました。
 第一人種から第二人種、ハイパーボーリアン人が生じましたが、今日の植物にごくありふれた出芽の生殖法によって生殖していました。それらの第二環の大群衆は北方の各地に暮らしていました。この二種類目の神聖な両性具有者から第三根人種、アダム・イブ人種が生じます。この堂々たる巨人の雌雄同体は、今日の太平洋にかつて位置したムー・レムリア大陸に住みました。(ヘブライの聖書ではアダムの肋骨で寓話化される) 正の分離後、それからそのレムリア人種の滅亡後、第四人種、アトランティス人が今日の大西洋の位置する場所に生じました。あの広大な大陸が沈没すると、アトランティス人種は終わり、その生き残りから現代の第五人種、アーリア人種が生じました。
 ですから生命は、はるか太古に惑星地球に生じました。「根源人種は、すばらしい心霊能力を備えて宇宙高次元の肥沃な内奥から生じ、その心霊能力によって自然の王になりました」。私達ひとりひとりにその本来の純粋さを取りもどし、再び『創世紀』のアダムカドモンになることは、とりわけ水瓶座時代に、私達ノーシス学徒に与えられる教えの目的です。
 覚者のみが到達しうる純粋科学が存在します。宇宙と自然のアカシックレコードにおいてこれらの知識、原形質人種、ハイパーボーリアン人種、レムリア人種、アトランティス人種の神の歴史が研究されました。この最後のアトランティス人種から、今日の一般教育の施設で教えられる偽りの歴史の出発点である、退化した穴居人が生じました。
 しかし水瓶座の教義は、一般の科学的考えにも、宗教的教義にもことごとく反する、全く新しい提案を三つ、人類の進化に関して要求します。
 1) 七つの世界各地における七つの人類集団の同時進化。
 2) 肉体より早いアストラル体の誕生。
 3) この環の人間は、動物界で (類人猿を含めて) 哺乳類の全てに先立ちました。
 以上が古代のイニシエイトに教えられた人類発生論であり、善良なる読者が理解する趣旨のものです。
サマエル・アウン・ベオールの講演録「人間の真実の起源」 編集者による序文より
砂漠

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