2014年5月14日水曜日

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望月新一

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望月 新一(もちづき しんいち、1969年3月29日 - )は、日本数学者京都大学数理解析研究所教授。専門は数論幾何学遠アーベル幾何学英語版東京都出身[1]、本籍は世田谷区[2]。父親の仕事の関係から5歳で日本を離れ、中学生時代に1年間日本に戻った以外は[3]ニューヨークに育つ。独身、結婚歴なし[4]


研究内容・業績[編集]

代数曲線におけるグロタンディーク予想(遠アーベル幾何予想)を予想を超えた形で証明。p進タイヒミュラー理論の構築、楕円曲線のホッジ・アラケロフ理論の構築、曲線のモジュライ空間の既約性の別証明、数論的小平・スペンサーの変形理論、Hurwitz Scheme のコンパクト化、crys-stable bundle の構成、数論的 log Scheme 圏論的表示の構成、宇宙際幾何 (inter-universal geometry) の構築。1998年ICM では招待講演をしている。著作に Foundations of p-adic Teichmuller Theory がある。

ABC予想への挑戦[編集]

2012年8月30日、望月は ABC予想を証明する論文をインターネット上で発表した[5]。証明に350年程掛かったフェルマーの最終定理も、ABC予想を使えば一気に証明が可能となるため、欧米マスメディアも「驚異的な偉業になるだろう」と伝えている。イギリスの科学誌ネイチャーによると[6]、望月は新たな数学的手法を開発し、それを駆使して証明を展開している。
ABC予想の証明の論文の正否の判定には数年間以上かかるだろうと言われている。なお、望月は40歳以上のため、フィールズ賞の対象とはならない。

略歴[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 履歴
  2. ^ 履歴書
  3. ^ 望月新一さんの数学 玉川安騎男(京大数理研)
  4. ^ Curriculum Vitae
  5. ^ http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Inter-universal%20Teichmuller%20Theory%20I.pdf
  6. ^ Proof claimed for deep connection between primesNature|News,Philip Ball,10 September 2012
  7. ^ ABC Conjecture(PDF) - New York University > Courant Institute

外部リンク[編集]


 
 

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